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GDP(国内総生産)は国内の経済成長を確認することができる経済指標

 FXだけでなく、すべての金融投資で最も重要な経済指標はGDP(国内総生産)です。

GDPは、その国の経済規模を示しているだけではなく、経済規模の変化率を出すことによって、今後の経済成長率を予測します。

GDPはその年に国内で生産された物やサービスを合計したもので、このなかには国内企業が海外で生産したものは含まれておらず、逆に外国企業であっても日本国内で生産しているものはすべてGDPに含まれています。

つまり、GDPが示しているのは、その国が国内でどのくらいい経済活動を行っているかということです。

そして、 GDPは国際連合によって定められ SNA(system of natural accounts )というマニュアルに基づいて、参考となる経済指標から推計され、算出された数字が発表されています。

世界各国が共通の基準に基づいて算出している数値であるので、他国間の比較が行いやすいというメリットもあります。


 GDPにはいろいろな種類がありますが、その中で特に重要なものが3つあります。それは実質GDP、経済成長率、名目GDPです。

GDPを算出するには、生産された物やサービスを合計して算出するため、物価の変動によってその数値が大きく変動します。

普段消費者として物を買ってていると、物価の変動というのを常に感じることができるのですが、企業にとっても原材料を仕入れて、商品を販売するまでの間に、原材料の価格や商品の価格を意識することになります。

 そして、この物価変動による影響を除いて推計されたGDPが実質GDPです。  

 その国の経済の規模が1年の間にどのくらい拡大しているかを推測する尺度になるものが、経済成長率と言われるもので、 GDPの伸び率を表しています

資本や労働力などの生産に関する要素から国の供給能力を示したもので、数値化する期間は国によって異なっていて、四半期ごとに発表している国や、毎月発表している国があります。

 また、物価変動を含めて算出されたものを名目GDPと呼んでいます。

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